著書「LIFE SHIFT」を読んで(後編)

こんにちは、にもです。

ここでは著書「LIFE SHIFT」の第5章〜をまとめていきます。

長寿の恩恵は使える時間が増えることです。それぞれの考え方についてまとめました。

著書「LIFE SHIFT」を読んで(前編) はこちらhttps://nimoz.blog/%e8%91%97%e6%9b%b8%e3%80%8clife-shift%e3%80%8d%e3%82%92%e8%aa%ad%e3%82%93%e3%81%a7%e5%89%8d%e7%b7%a8%ef%bc%89/

新シナリオ

無形資産に支えられた人生を描くことが新シナリオです。

見えない(無形)資産とは

  1. 生産性資産長年かかるスキルと知識、経験学習(選択と決断)、仲間重要(チーム評判)
  2. 活力資産幸福、充実、健康、友人(自己再生に大きな役割・低コスト)、愛、仕事と家庭
  3. 変身資産不確実性への対処能力高める。自分を知り、新人的ネットワーク持ち・多様性に富む

人は経験したことない生き方を想像できない。

「ありうる自己像」を考えてリスク耐性をつけ自己肯定感(自分はできる)を持ち、自ら主体性を持って取り組むことが求められます。

シナリオ5.0へ

教育、労働、引退のシナリオを3.0とした時に、目指すべきは3.5・4.0でもなく、変身を2回する5.0。

①エクスプローラー ②インディペンデントプロデューサー 

③−1会社 ④−1移行 ×2   ⑤ポートフォリオワーカー

そのためには社外の幅広いネットワークをもち革新的で有能な人物を探す。

自分のアイデンティティ(人生の一貫性)に沿って学び直す機会を人生で2回行います。

新ステージ

人生のステージはもはや年齢とイコールではなくなりました。

では、教育、労働、引退以外にどんな新ステージがあるのがだろうか。

  1. エクスプローラー:問いを持って捜索する。世界の動きや得意なものから新しいものを発見する
  2. インディペンデントプロデューサー:独立生産者。自分の職を生み出す
  3. ポートフォリオワーカー:未知の活動と習慣化された自己観察しながら一歩踏み出す

未来を見据え、スキル・関心から相性の良いものを選ぶこと

生産活動を通じて学習することを重きをおく

最近サラリーマンをしていて成果を上げてもあげなくても年功序列で給料は決められているため、嫌になることもあるのですがこの本を読んでから仕事の中で学べることにフォーカスして取り組んでいます。

仕事は永続するものではなく、成し遂げて経験し人的ネットワークを広げ共創/協働し、その評判を上手に見せることも不可欠なスキルです。

本業と並行して概して可能性をあまり決めず考え、主として直感に導かれながら試行錯誤を繰り返し、絶えずフィードバックを得て成功させる方法を見出す。スキルをどうアピールするかも重要な要素

リーダーの共通点「るつぼ」

リーダーの共通点の中に「るつぼ」があります。別世界を経験して自問・見方を考え価値観を見直す機会があったということ自分のアイデンティティや役割のを認識している人が多い

ポートフォリオワーカー

ポートフォリオワーカーについてもう少し説明します。

1種類専念するこれまでのやり方ではなく異種をバランスよく同時に活動するステージです。

所得手活動に地域のコミュニティへの参加や人脈、スキルを身につける様々な活動するということです。

人生の移行期間でエネルギーの再充填(バカンス)を行う人も多いと思うが、それは魅力的だが効果は長続きしません。そこでその移行期間を新スキルや知識、人的ネットワーク、視点へ投資する「自己の再創造」の期間にするのが未来の当たり前になります。

新お金の考え方

ここまでお金以外の資産について話してきましたが、いうても人生においてお金は大事です。

著書では、金融の知識が重要で株を分散で手数料に気をつけながら行うこととしっかりと学ぶこと

+自分についての知識も重要と書かれています。

また、自己主体感(セルフコントロール)も重要で、善良な行動を先伸ばしてしまいがちですが、現在の行動が未来のニーズに影響するため対話と責任を持ってバランスを保つことが不可欠です。

私も2008年から少しずつ金融について勉強を始め、株式投資を始めました。まだ私たち夫婦には子供はいないんでお金がかからないライフステージにいますが、子供に恵まれればお金が必要になる(未来のニーズ)とのバランスをとっています。妻とはお金だけでなく体への投資についても最近は話して食事を意識したりしています。

人は歳をとると(特に50歳以降)分析脳直が低下します。今の時点で資産計画をすべきです。

ただ、人の幸福の源は「無形資産」である家族、友人関係、好奇心や情熱なのでそこへの投資も忘れずに

新時間の使い方

時間は万人に平等。時間は資源ですが、その使い方は社会が決めてきました。

産業革命の時に生まれた8h労働、8h睡眠、8h余暇が今も根強く残っています。

マクロ的に見ると労働時間は減っていますが、皆空き時間が足りていないと思っていませんか?

なぜか、それはレジャーなどが増えそこにいくために必要なお金を捻出するために長時間労働になっているからです。また高スキルの人が長時間労働を要求されるケースもあり今後は空き時間を娯楽ではなく再創造の時間とすべきなのです。

未来の人間関係

  • 結婚:親密さの変容。相互信頼関係、経済リスク分散の補完性
  • 子供:年齢制限あり、選択肢は増やしておくべき
  • 仕事:柔軟性低い方が高収入。資源の分配の仕方を交渉して決める。徹底した計画に基づき主体的な選択ともたらす結果を理解する
  • 家族:年齢による隔離社会。世代間交流を増やすと恩恵も増える
  • 友人:我々VS彼らではなく、年異なる集団理解し合う場所を増やす
  • 自分:(アイデンティティ)自分は何者か。設計と計画と実験を繰り返す。

ロールモデルに従うだけではダメ。事件を党して良し悪しを知る。

長期の恩恵を受けるために目の前の快楽を我慢する困難な課題に取り組むと育まれる「成長思考」を基にスキルを学び直す

(もはや、教育は人生の初めだけでない)創造性・イノベーション能力が求められる

後半まとめ

最後に企業にも変化が求めまれています。あなたの働く会社はどうでしょうか?

  1. 無形の資産を重要視する
  2. 移行を支援
  3. マルチステージ人生を前提とする
  4. 仕事と家庭関係の変化を理解する
  5. 年齢を基準にするのをやめる
  6. 実験(例:履歴書の空白期間)を容認・評価する

年齢≒ステージとは考えず、社会の担い手である私たちが、今日から行動することです。


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