こんにちは、にも(夫)です。
今回は「会社の歯車になりたくない」、「組織で個性を発揮したい」という考えを真っ向から否定した痛快な内容でした。
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読んでみてとても勉強になり会社という組織で大きなこと成すには必要な考え方だと思いましたので、ご紹介します。
人の上に立つ時のポイントが詰まっていてモヤモヤが解消してやるべきことが明確になります。
成長したい人のための仕組み化
私がメモした序章の言葉を箇条書きしてみます。
- 人は、もっと頑張れではなく、他者の評価で動く
- 締め切り設定せよ。締め切りなしは仕事ではない
- ここだけのルールを許すな、組織の歯車であることを認識せよ
- 今の仕事を引き継ぎできるか、マニュアルを作成して誰かを教育せよ
- 全員納得にこだわるな、成長したい人のために決断せよ
もっと頑張れを多用するな
目標が未達でも達成していても次は、もっと頑張ろうと言う人がいます。なんか釈然としないなと思っていました。
それは、頑張れと言ってもどこに向かって何を頑張るのか、頑張るとどうなって逆に頑張らないとどうなるかが不明確だからだとこの本では書かれています。
つまり、個人の頑張りがどうこうではなく、組織の仕組みが必要なのです。
他人の評価で動くように仕組みを設ける必要があるのです。
締め切りがなければ仕事じゃない
組織で仕事をする限り、締め切りがあります。締め切りがないとそれは仕事じゃありません。
他者からの明確な指示があって始めて仕組みは機能します。
例えば、なるべく早く返事が欲しいといっても自分の都合いいように考えてしまいいつ返事がもらえるかわかりません。
圧倒的多数である「出来ない人」に合わせて仕組みを作り全員を生かすほうがいいのです。
リーダーの役割
多くの人は自分の都合よく考え、ルールを無視してしまうと言う前提に立ち
また、人は放っておくと防衛本能として属人化するものと理解した上で
リーダーの役割は、属人化を壊し仕組み化する立場です。
ステップは以下です。
- 責任と権限を手に入れる：決めたことを守り切る
- 危機感を利用：大きな安心の中で正しい恐怖を感じ続ける
- 比較と平等に気をつける：正しく人と比べる環境を整える
- 企業理念を再認識する：自分がどこに向かっているか迷わない
- 進行感を感じる：他者と共に大きなことを成し遂げる
「成長しなくてもいい」と決めている人は人の上に立ってはいけません。
ここでは１だけで響いたことが多いので２以降は次の記事に書こうと思います。
属人化はリスク
ただ、その人がいなくなった時に大変なだけで
できる人がいてその人がいれば回るのであれば属人化はいいことと思っていました。
ただ、替えの効かない人は「今の場所に留まろう」とします。
そして自分だけはルールの外にいると主張するようになります。他の人は何も言えず成長は止まります。
組織の中で、自分1人の力でやっているのは錯覚だと言われた時は
本質的な「任せ方」
任せるとは明文化した責任と権限を与えることです。丸投げは最悪です。
「何をしなければいけないのか」「そのために何をやっていいか」その線引きをすること
権限と既得権益
権限とは明文化された責任とそのためになにをやっていいかである
既得権益とは、文章で明確になっていない見えない決まりごと。
人によって言う事が異なると言う状況は作ってはいけない
例えば、形骸化したルールは思考停止の証。責任を果たしていない。
今も必要なルールかリーダーが判断し、変更が必要であれば事実を伝え上に判断を仰ぐべきなのです。
明文化していない事で罰を与えてはいけない
以前から決まっていることや考えたらわかるだろと怒られたりするとなぜ怒られているかわからず、直りません。
まずは決まっていること考えを明文化しておくことが重要です。
また、意思決定も仕組み化が必要で、個別に判断せず明文化して意思決定の線引きをしましょう
急増中！成長できない「ゆるいブラック企業」
時代の流れで、無理せず定時に帰りましょうや努力してもフィードバックがない会社の共通点はルールや評価が明文化されていないことです。
評価はその会社からのメッセージです。その境界線が曖昧だと、何をすれば評価されるのかわからず仲良くやればよいのか、言われたまま定時に帰ればいいのかわからず成長できません。
達成できない目標設定は達成できなくてもOKと言ってるのと一緒です。目標設定も上司とすり合わせて少し高めの目標に向かって取り組むことが成長には何より重要なのです。
まとめ(はじめに〜第１章)
１章までで響いたエッセンスが多かったので今回はここまで是非続きが気になる「近い将来リーダーになる会社員」は本書を手に取ってみてください。人の上に立つ時のポイントがぎゅっと詰まっていてモヤモヤが少し解消してやるべきことが明確になると思います。
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危機感を利用：大きな安心の中で正しい恐怖を感じ続ける以降は別の記事で
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