こんにちは、ニモです
今回は、「武器になる哲学」という考え方を取り入れて、ストレスや不安と効果的に向き合う方法について探ってみましょう。
哲学は、「どう生きるか」「世界の成り立ち」を知る学問です。
この哲学的アプローチは簡単に理解できるものでありながら、驚くほどの効果をもたらします。
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弁論には、ロゴス/エトス/パトスが必要
ロゴス:理論(根拠)
エトス:倫理(正しいか)
パトス:情熱(気持ち)
これが揃った弁論が相手の心動かす
欲求五段階
人の欲求には5段階ある
- 生理欲求:食事や睡眠など
- 安全欲求:戦争がないなど
- 社会愛欲求:親や友達などに愛されたい
- 承認欲求:認めてほしい
- 自己実現欲求:自分がなりたい自分になりたい
自分はどの段階にあるかを理解して欲求をコントロールすべきということです。
認知的不協和
洗脳のこと
意識して行動ではなく、行動が意識を変えてしまう
例えば、アメリカ人が共産主義にする話が本では紹介されているが
「共産主義のいいところを書けば、ご褒美がもらえる」ことを繰り返し
共産主義ではないという意識なのに共産主義のいいところを書いている不協和がいずれ「共産主義ではない」という認識が薄れ変わってしまうというのだ
「人は合理的ではなく、合理化する生き物だ」
悪事である戦争の現場にいるのは自制心や良心のある一般人です。
権威の服従(責任転嫁)して言われたことだけ(分業)をやっているという行動が
自制心や良心と言った意識を薄れ変えてしまう。
ナチスドイツのユダヤ人大虐殺も同じように行われていたという
完全分業制にして、言われたことだけを繰り返すことでオカシイと思っていることと行動の不協和が自制心や良心と言った意識を薄れ変えてしまうのだ・・・
予定された報酬は、イノベーションを産まない
問題解決をしたら報酬がもらえる仕事があったとして、
人は手っ取り早く報酬をもらえる方法を実施するということです。
やめたり、失敗したら報酬がもらえないかもしれない中、そこに個人の創造性やイノベーションはありません。
セキュアベース(転職・起業ができる状態)で思う存分挑戦できるのです。
経済とは、役割と利益
市場経済の中で、これまで村の仲間や血縁をベースに生活してきた人間が「役割と利益」で判断される世になりました。
アメリカではJOB型雇用であなたの役割はこれと会社から契約して働きます。
日本では、高度成長期の名残で村の血縁を・終身雇用 ・年功序列 ・組合という形で残しています。
終身雇用は村同様にその人が死ぬまで面倒見るということ。年功序列は、村長など同じ発想。
組合は、みんなの給与や環境をとりまとめて公共の意識があります。
ただこの血縁重視と利益重視は相反するため、令和の今崩壊しつつあります。
新たな仲間の場としてSNSが注目です。
他者とは分かり合えない者
他社とは自分とは異なるものです。
顔が見て対話が重要。異なるものは気づきを与えてくれる。
いいやつだけど、買われたケンカは買う。
まずは強調し、相手が裏切ればこちらも裏切る。
機長が操縦時に事故が起こりやすい
機長は目上の人の異変に遠慮してしまうからだそうです。
上司は反対意見を探す必要があります。
周りのみんながYESMANだと失敗を止められない
成功のイメージは反脆弱(Anti-Fragile)
脆弱とは壊れやすいという事。頑丈は、変動性は被害を受けやすい
反脆弱とは衝撃を糧に形を変えていく様
起こりうるリスクを予測するだけでなく、仕組みの脆弱さを測れることが成功には必要なのだ
キャリアは人的・社会的資本と残存性
企業内だけのネットワークでは残存性はなく、様々なコミュニティに参加することで生き残れる
資本主義4つの疎外
マルクスは資本主義には、以下4つの疎外があるとしています。
- 労働生産物は資本家のもの:自分で作っても自分のものではない
- 労働と仕事:創造的な仕事に対して労働は退屈で賃金に歪められる
- 分業・歯車:人は本来類に属し人間関係がある
- 人間らしさを失う:生産性だけを求められ、労働の喜びが欠如してしまう
このまま利益追求・働き方改革の先に、人が人でなくなり「無連帯」な状態になりかねません。
自然淘汰
生地質学者であるダーウィンは、
「突然変異はいくつかの遺伝の中で自然に選択された現象」だという
つまり、変化できないと滅ぶ。ホモサピエンスも偶発的なエラーで進化したということ
パラノとスキゾ
パラノは、一所懸命。スキゾは逃げる。これだけ聞くとパラの方が良さそうだ
しかし、パラノは環境変化に弱い。スキゾは固執しないので変化を捉えることができる。
ここで伝えたいのはスキゾの逃げるには続けるより勇気がいる。
パラオは日本企業で多く、スキゾはアメリカのIT企業に多い、そこではイノベーションが起きている
自由で無秩序か独裁による秩序
皆さんはどちらが良いか。これは哲学者の置かれた状況で主張が変わる。
無秩序で人々が奪い合っていても、無条件の独裁も許せないだろう
民主主義には討議が必要
最近、自由で多数決で決める民主主義が機能していない。
皆平等の社会主義は人の弱さに気づけず崩壊。
独裁による専制主義が良いかというと巨大の権威が意思決定するプロセスがブラックボックスになると問題である。
最適解を探すには、満足できる解とヒューリスティック(人は動き方に原則を持たない)ことを意識しないといけない
また、古代ギリシャで生まれた民主主義は討議の上で多数決をとった。
現在アメリカでは議論の前に分断が起き、相手の話を聞こうとしていない
日本人は空気を読むのが得意で討議が苦手で、うまく機能していないのかもしれない。
数億人の一般意志を取りまとめることができるIT企業のAI技術に期待するが、Googleはアルゴリズムを秘密にしており21世紀の運営をこれから考えていかなくてはいけない
まとめ
「武器になる哲学」は、他にもありますが今回は私がメモったものをピックアップしました。
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哲学は、日頃の悩みや不安を克服するための有用なヒントがあることが分かりました。
古代から伝わる哲学的な考え方を日常生活に取り入れることで、心の平穏を取り戻し、ポジティブな心を育てることができます。
是非、この哲学的アプローチを活用して、より充実した人生を送ってみてください。
ではまた
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